比較することで見えてくるもの
企業などでエンジニアとして長く働いていると、疑問に思える時期が訪れます。
仕事を始めたばかりのときは年齢も若く、仕事に夢中になることで気づかないこともありますが、ある程度仕事が落ち着いてくると今まで見えなかったものが目につくようになります。
一番多いのは同年代の他者との生活を比較することかもしれません。プライベートから仕事の内容、また収入まで気になるポイントはいくつもあります。そのため「このままでいいのか」という疑問を持つ人は少なくありません。特にIT関連でエンジニアの仕事をしている人はこのような疑問を持つ機会は多いのではないでしょうか。職場の待遇も企業によって大きく変わります。とても恵まれている人もいれば、かなりタイトな状況で仕事をしている人もいます。職場の環境が収入に比例するのであれば良いのですが、そうではない場合も多々あります。比較することで現状に不満を持つことも少なくないのです。
では企業で働くことに不満を感じた場合、どのような行動になるでしょうか。多くは転職という道になると思いますが、それも年齢が足かせになることも少なくありません。転職も難しい、しかし職場での不満は大きいとなると独立という道が見えてきます。自分で仕事を得ることが可能であれば、個人事業主として働くことも一つの方法ではないかと思います。ですが簡単なことではありません。そのためには自己投資も必要になってきます。スキルや知識も当然必要ですが、様々なクライアントのニーズに応えることができるような情報も必要になりますので、それらにかける時間や費用を自己投資として納得することも条件になります。現状だけではなく、これら全体像をしっかり描くことが成功に繋がるのではないでしょうか。